報告

「数理・データサイエンスAI教育強化拠点コンソーシアム 四国ブロックシンポジウム(香川大学主催)」を開催しました

2025.03.26

令和7年3月4日(火)13:30~15:45

香川大学幸町南キャンパス総合教育棟(DRI棟)1階 第11講義室
(香川県高松市幸町1-1)

数理・データサイエンス・AIはデジタル社会の基本的な素養として、あらゆる分野で活躍するために必要となる知識・技術です。本コンソーシアムの四国ブロックにおける活動内容の周知と四国における産官学ネットワーク構築及び情報交換を目的に実施するものです。

大学関係者及び企業関係者92名(会場参加47名、オンライン参加45名)

 香川大学上田夏生学長による開会挨拶の後、香川大学大学教育基盤センター高橋尚志センター長から数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアムの概要、四国ブロックの活動内容、本シンポジウムの趣旨説明が行われました。

 次に第一部として、文部科学省高等教育局専門教育課今川新悟専門官から、「数理・データサイエンス・AI教育の普及・展開に向けた取組について」と題して、数理・データサイエンス・AI教育の全国的な動向と、認定制度について特別講演が行われました。続いて、大阪大学数理・データ科学教育研究センター鈴木貴副センター長から「特定分野会議(自然科学系)の活動について」と題して、基調講演が行われ、参加者の皆さんは熱心に聞き入っていました。

 第二部として、事例紹介➀は「STEAM教育とAI-丸亀ICTクラブが行う中高生のためのAI・データサイエンス教育-」と題して一般社団法人丸亀ICTクラブ山本幸太郎事務局長から、事例紹介➁は「AI・データサイエンス教育の現場から考えるこれからの学び」と題して、本学の四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構地域強靭化研究センター久保栞特命講師にご講演いただきました。その後、香川県立多度津高等学校電気科葛原夏希教諭、本学の大学院創発科学研究科創発科学専攻博士前期課程1年香川桃香さんにパネリストとしてご登壇いただき、本学大学教育基盤センター林敏浩副センター長をコーディネーターとして数理・データサイエンス・AI教育の多様性の本質的な意味をテーマに、パネリストの特色ある取組紹介を踏まえたパネルディスカッションが行われました。会場参加者を交えての質疑応答もあり、活発な意見交換が行われ、荒木伸一理事の閉会挨拶により閉会しました。

 四国ブロックの対面参加に加え、全国各地からのオンラインでの参加も多数あり、本事業の推進と当該コンソーシアムの重要性を確認し合う大変有意義なシンポジウムとなりました。

当日の様子①
当日の様子②

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